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Windowsアプリによる”画像のリサイズ”

画像のリサイズ “Power Toys” by Microsoft

これまで画像を簡単にリサイズする機能が、Windowsにありませんでした。厳密には、画像を右クリックして、「送る」/「メール受信者」から、「最小」~「大」を選ぶと、メーラーが立ち上がり、添付ファイルにリサイズされた画像が準備されました。

特に、クライアントのパソコンなどで、取り急ぎ、画像を縮小したい時などに、何とも手間のかかる動作をしないとリサイズできませんでした。あるいは標準アプリのペイントを立ち上げ、サイズ変更して保存しなおすという方法もありました。

サードパーティ製のリサイズアプリをインストールして、利用することがありました。とにかく、とりあえず手軽にリサイズしたいという要望に応えて欲しいと願っていました。

Power ToysのImage Resizer

Power Toysは、Windows95時代に、開発版なので、自己責任でインストールするという位置づけで、おまけのような機能がありました。その機能が、Windows10向けに帰ってきました。ストアからインストールすることができます。(Power Toysのインストール)

インストールすると、設定画面が出てきます。トグル入力で、オンオフすることができます。まだプレビュー版ということもあり、Image Resizer以外は、無効にしています。

イメージサイズ
「サイズの追加」もありますが、プリセットを使っています。
エンコード
PNGなどは、専用画像ソフトから出力した方が安心なので、あくまでとりあえず、小さい画像をシェアしたり、アップロードしたりするときに使うため、フォールバックエンコーダは、JPEGエンコーダーに設定しています。
JPEG品質レベル
BLOGなどで使う場合もあることから、100%の画質にしています。

※その他の設定は、デフォルトで使っています。

Image Resizerの使い方

画像ファイルを右クリックして、「画像のサイズ変更」をクリックします。

設定していたサイズを選び、「サイズ変更」を押すだけです。「レンダリングに影響しないメタデーターの削除」にチェックを入れると、画像に埋め込まれている「撮影者」や「撮影日」、「位置情報」、「編集ソフト」の情報などを削除してくれます。

エクスプローラーで複数の画像を変更し、一度にリサイズすることができるので、とても便利です。元の画像を上書きせず、リサイズ名が反映されたファイルが生成されるのも気に入っています。

画像のリサイズ “フォトアプリ”

Windows11標準のフォトアプリで画像を開き、オプション(三点リーダー)の中に、「サイズ変更」があります。

複数のサイズの中から選んで、画像のサイズ変更を行います。その後、「名前を付けて保存」する必要があるので、少々、手間がかかります。一枚だけのリサイズなら、活用できると思います。